ドロマイワークショップ 2014/08/03(その1)
8/3は紀伊国屋 新宿本店で開催されたドロッセルマイヤーズワークショップへ行って参りました
たった4時間という時間の中でゲームを一つ(正確にはルール部分+題名)を作ってしまおうというイベント. 多数決を使って全体で一個のゲームを作るのが特徴的なワークショップです.
今回のテーマは『禁酒』.
『この中に禁酒した事ある人いますか?』的な導入の質問をするも誰も手を上げない状態だったため、 今回はいきなり『何が一番重要だと思うか≒コンセプト』から開始.
(尚、これ以降の内容はゲーム作りに集中しているため全て記憶によるものです. 抜けや時間の都合で言えなかった自分の案等が入っているかもしれませんが予めご了承ください)
大枠(最も重要な事)決め
1(健康などのための)禁酒関連
1-1 感覚に着目した案
・飲めなくて辛い感じ
・わかっちゃいるけどやめられない
1-2ゲーム内容(プレーヤーは誰で何をするのか)関連
・はしご酒しようとするアル中を捕まえる
・アル中を治療する
・隠れてこそこそ飲む
・同僚の誘いをうまい言い訳でかわす
2 禁酒法関連
・密造酒を作って売る
・密造酒を作ってるやつを告発、逮捕
3 その他
・酒が飲める年齢かどうか等
先入観がなかったのか、良くも悪くも幅広い案が出た上で人の案の亜種が出てきた印象。
方向性決定
大枠は『はしご酒しようとするアル中を捕まえる』に決まったがこれではまだいろんな解釈がある.
そこで『①プレーヤーは何』、『②目的は』、『③阻害要因は?』の3つの設定を考えていく.
例えばこんな感じ
<うちの案>
①プレーヤーアル中かつ医者.
②できる限り好きな種類の酒を集める.
(移動は該当する店カードを出す)
③対戦相手の行きそうなところに自分の医者を行かせ、阻害
(バッティングを避ける方とあてに行く方の両方をやるイメージ)
<多数決で選ばれた案>
①プレーヤーはアル中. 共通NPCあり
②できる限り好きな種類の酒を集める.
(移動はマップ中を移動)
③医者を好きな方向へ動かし、阻害
<その他の案 組み合わせは忘れたので一気に>
①プレーヤーの立場(印象に残った順)
アル中VS医者のチーム戦
アル中
医者
<全体的な感想>
全体的に非対称のデザインが多かった印象. やっぱ2つの立場があると非対称の案出てきやすいね.(人狼とかスコットランドヤード人気の影響かな?)
『バランス取るのが難しい』、『不満が出やすい(俺の実力じゃなく選んだ陣営の弱さで負けた!的な)』、『やられた事をそのままやり返せないため初心者の上達が遅い』という理由から非対称のデザインは作った事がないのだけれど挑戦しないのももったいないかなぁ?
②目的
医者 :アル中全て捕まえる
アル中:店を全て回る.
多くの酒を飲む(多くの種類を飲むほど良い等)
<感想>
『店を全て回る』という目的が多かったけど、最後の一軒で待ち伏せするだけで積むなぁという印象.
そして禁酒というテーマどこへ行った! まぁ、何かを我慢するより景気よく得点する方が(カジュアルなゲームの範囲であれば)楽しいので正解なのだろうけど.
③阻害要因
だいたい②の逆なので省略.この項目いらんかったんとちゃうかな?
思ったより長くなってしまったので一旦この辺で.次はプロトタイプ作成、テストプレイ、改良です